夜風レコード〜窓を叩くノイズ

http://profile.hatena.ne.jp/yokazerecord/

国分寺BLUES NIGHT(19日のつづき)


国分寺に着いたはいいが、一時間ばかり早いので、安い居酒屋で軽く飲み食い。飲み食いしながら、音楽話や家庭の話。とくに葉桜さんは今年第一子を授かったばかり。すでに4歳の子持ちであるオレは「父親とは」「音楽活動と家庭の両立とは」などと熱く語る。すーっごい高い棚の上から語る語る!この口が!(大苦笑)。まあ、反面教師にしてくれ〜とばかりに語り尽くすと、そろそろ時間。居酒屋を後にして、Gieeへ。


「こんばんわ〜」Gieeに来るのは4度目。前は2週間前に来たばかり。がしかし、Gieeママはオレのこと憶えていない様子。「あの〜、以前お皿を何枚か割った。。。」というと、「ああ〜」と思い出した模様(苦笑)。すんません〜。
座ってビール何ぞを飲んでいると続々と集まるブルースマン&ウーマン。セッティングをし、「じゃあ、やりますか!」とセッションは始まる。いい。いいすよ。いいな〜。ドラム、ベース、ギター、ブルースハープ、サックスまで入って、入れ替わり立ち替わり、演奏は続くわけですねー。たぶん、みんなオレとどっこいどっこいな年齢なのかな?その中に高校一年生の男の子が居て、また渋いブルースギターを弾くんだ。やっぱ、西東京(だよね?)ってブルース色濃いーなー。
オレはライブ帰りなので当然ギターを持っていたんだけど、これまた当然参加できるテクもなく、「(ギター)出さないの?」の声に、「いやー、ただの荷物なんで、無視して下さい(汗)」なんて情けない状態でした。それでも、葉桜さんとシンガーの女の子に「なんか詞を書いて下さいよ」なんて言われ「ほんじゃっ」と、詞をひねり出してみる。ブルースだろー?繰り返しパターンでえ、雨降ってるしい。。。と、書いたのが、こんな感じ。


  あたしの傘を誰かが持っていっちまった
  あたしの傘を誰かが持っていっちまった
  誰かがあたしの傘を持っていっちまったのさ


  風が冷たい 雨の夜だった
  風が冷たい 雨の夜だった
  風すら あたしに冷たくしたんだ


  街は何だかキラキラしてた
  街は何だかキラキラしてた
  街は雨でなんだかキラキラしてた


  誰かあたしの傘になってよ
  誰かあたしの傘になってよ
  傘がダメなら長靴でもいいからさ


  風の夜をいくつも渡り歩いて
  嵐の夜をいくつも渡り歩いて
  この街まで 背中押されてきたけど…


ここまでつくって、先が思いつかないので、

  ※初めに戻る

なんてことで。でもそのあと、

  通り雨 雨さえ あたしを 通り過ぎて行くの


なんて浮かんだけど、うーん、打ち止め。

これをそのあと、女の子が唄ってくれたのだ。
それまで演奏は、割とメジャーな(?)明るめのブルースだったのが、この曲の時だけ、どマイナーな渋渋のブルースになって、すんごいカッコ良かったわ〜。今書いた言葉をすぐにバンドにのせて歌えるってえのは、やっぱブルースの強み?感動しましたー。もうね、もちょっとちゃんとまとめて、ちゃんとした詞にして、また歌ってもらうぞー!と、メモを持って帰ってきました。演奏を聴きながら詞を書いたのも初めてだなー。
そのあとも、熱いセッションは続き、なんとGieeママ登場! 熱いボーカルを2曲も歌ってビックリ!ブルースシンガーだったのね!カッコ良すぎる〜!と、昼間の青梅ライブが霞んでしまうような(あ〜青梅の方々メンゴ〜)、なんだか得した予想外の一夜でした。
まだ演奏は続いていたけれど、10時半頃にお先に失礼させていただいて、国分寺の街を後にしたのでした。。。


「今度は1曲は歌わないとダメだよ」とママに言っていただいたので、よーし、自分用にもシンプルなブルースを一発作るぞー!と心に誓った夜風レコードでございました。


誘ってくれた葉桜さんには大感謝!それから厄年なのに、素敵な出会いをぎょーさんくれて、神様もありがとー!さんきゅーチュッチュ♪


※写真は葉桜氏。右のギター少年が高校一年生。ウイウイシー(^.^)