夜風レコード〜窓を叩くノイズ

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親知らず♪


で日記を検索したら、結構な方が昨日親知らずを抜いている事実。
オレもギャーギャーいうのもなんだな〜、というわけで、サラリと。

昨夜、仕事が終わって、左下の親知らずを抜いてまいりました。
「30分くらいで終わりますよ〜」と予約時には言っていたのに。始める前は「早く抜けるといいですね。でもやってみないとわかりませんけどね」と言う。たしかに昔、右下を抜いたときには1時間くらいかかった。大変だった。ので一応覚悟はしているのよ。で、抜歯開始。

麻酔もしているので、痛みも無く進むのだが、肝心の歯がなかなか抜けないようで、こんときは痛かった!ぐいぐいやるが、抜けないのでさらにぐいぐい。んでも抜けないのでさらにぐいぐい。俺は心の中で「ひこの〜!お父さんはがんばってるぞ〜!!」と叫びながら耐えていたんだけど、それでも抜けない。途中、レントゲンを撮ってみたりしながら、「どうしてだろ〜?」「ムリかもしれない…」などとつぶやきながら、抜歯にいそしむ女医さん。

そうそう、以前にも書いたが、担当は美しく若い女医さんで(マスクで口元はわからんが)、力をこめてぐいぐいするときに「うっ」とか「くぅっ」とか、ふ〜ふ〜言いながら息が上がっていく。合間に「でっかい…」とかいいながら。う〜ん、妙な気分だ。痛みが無かったら、ヤバかったかもねー…。

「根の部分を切って割れば、抜けるだろうけど、あまりやりたくないんですよね。はまっちゃうときがあるから」

…「はまる」って何!?とか思いつつ、ぐいぐいは続くのだが(痛いので麻酔も数回追加しながら)、そのうち男性の声が頭の上に(術中はタオルを顔にかけているので周りは見えない)。「いよいよ、選手交代か!?」と思うまもなくその男の先生にギュイ〜ンぐいぐい。ほどなく、抜歯完了。さすが!さぞや名のある歯科医に違いない。。。 あとで、抜いた歯を見せられたが、結局、歯を割って抜いたとのこと。初めからそーしてれば、楽だったんじゃないの?と言う言葉を飲み込んで、美しく若い女医さんにお疲れ様でした、と言った。

時計を見ると、なんと2時間経過!「たいへんでしたね〜」と美しく若い女医さんにねぎらいの言葉をかけ、「いえ、こちらこそ。こんなに時間がかかったのは、久しぶりでした」などと語り合い、翌日の再会を誓い合って(消毒ね)、病院を後にしたのであった。。。

「ひこの〜! お父さんはがんばったぞ〜!!」

…ぜんぜん、サラリじゃないじゃん<ぎゃふん!