夜風レコード〜窓を叩くノイズ

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オレ史観、柴又フォーク村「ストレンジャー」の巻♪

前回(?)http://d.hatena.ne.jp/yokazerecord/20120515 からの続き。

さて、それは、その打ち上げ時だったのか、それとも何度目かの集まりだったのか。
M氏に言われたのだ。「ドラムやんない?」
高校のとき(その時点で1年前)たった一回だけ遊びで叩いたことがあった。当然まるっきりの初心者なのだが、東京デビューの勢いか、つい言ってしまった。「あ、やりたいです!」

M氏は当時アコギ3人組のグループで、リードボーカル&大半の詞・曲を書いていた。おそらくグループのステップアップのためにベースやドラムといったパートを補強したいと思っていたのだろう。で、とりあえず次の練習にお邪魔することになったのだ。
ただ、他の2人はドラムを入れる気など毛頭なく(たぶん)、なんだコイツ?的な感じだったのだと思う(きっと)。それに当のM氏も、半ば冗談で言ったことをオレが鵜呑みにしたため、ちょっと困っていたのかもしれない(かもね)。その練習というかミーティング中、ドラムの話は出なかったように思う。3人はオレよりも年上だし、お互いのこともよく知らないし、こちらから何かを言い出せるような立場ではなかったし(まだその頃は)で、その件はうやむやになってしまった。
だけどたしか、そのときにM氏が「新曲ができたんだ」といって聴かせてくれた曲がストレンジャーという歌だった。
フォークと言えば拓郎くらいしか知らない自分にとって、そのポップな耳障りの3拍子の歌は、目から鱗、いや耳から耳垢がこぼれおちる(きちゃない)衝撃を受けたのであった。

それからサークルの集まり以外でも、何度も彼らの練習にお邪魔したり(もちろんオレはメンバーになれず)、彼らのライブを見させてもらったりと金魚のフン的にまとわりついては、何曲ものかっこいい歌を体験し、ますます好きになっていったのであった。(後期、ギター3人組はメンバーは変わらないままギター&ベース&キーボードという編成になっていった)

ちょっと話は変わるけれども、何度目かの練習に遊びにいった後、夜のドライブ(飯でも食いにいったのかな?)の途中で車を降りて、河の近く(?)でを見たことがあった。それは福岡育ちのオレが生まれて初めて見た蛍だった…。

またまた話は変わるが、野生のネズミもコウモリも、東京に来て初めて見たのがこの頃だった。東京恐るべし…!

その後グループは、別の男女二人組との融合という発展的解散を経てパワーアップしていくのだが…、その話はまたいつか。

さて本題(^^)。

その33年前の新曲、ストレンジャーをこのたびthe 4969sでカバーさせていただきました! ずっと好きな歌だったのにカバーするなんて思いつかなかった。一人じゃハモレないしね。しかしthe 4969sというユニットがある今なら、って思いついちゃったんだな、これが。ライブまで間がないのにワガママを聴いてくれたmadclownに感謝。&カバーを快く了解してくれたM氏にも大感謝!
まあM氏のようにスイートな歌声ではないし、madclownのワイルドライクなコーラスも原曲を知っている旧友にはどう聴こえるかな?と不安な点もありますが、一生懸命大好きな歌を歌いました! よろしかったらお聴きくださいませ♪


ストレンジャー』作詞・作曲:丸山慎治 オリジナル編曲:翔

許されるものなら、the 4969sのレパートリーとして、これからも歌いつないでいきたいと思っております。
次のライブでは、きっとモアベターっす(^^;)♪