夜風レコード〜窓を叩くノイズ

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シークレットライブ!? in 池袋

本日、仕事が早く終わりーの。で、まっすぐ帰ればいいものを、先日楽器屋に置いてあったDMに載っていた、今年5月開店の「70's FOLK ダイニング・ACOGI」というお店に行ってみる。お客さんが好きにギターを弾いて懐かしい唄を唄おう、な所らしい。あさってのFライブのカバー曲の参考にでもなればと思ってのことである。

有楽町線東池袋駅」を降りて徒歩5分ほど。とても通りすがろうにも通らない道のビルの2Fにありました。ドアの前でおそるおそる中の様子に聞き耳を立てる。…何も聞こえない。歌声もしない。まーいいか、と中に入り、小さい玄関で靴を脱ぎ中へ。

おお、新しい!木の匂いがする。先週18日にオープンしたばかりだという。左にカウンター席、右にテーブル席、奥には座敷も。そして、右を振り返るとステージ用のスペースが。オーナーさんと、女性店員さんが出迎えてくれる。お客は…ゼロ。内心あちゃ〜と思いつつカウンターへ。生ビールを頼んで、しばし所在なさげに。

最初CDがかかっていたが、ステージ前にあるレコードプレーヤーで拓郎のエレック時代のベストをかけてくれる。そしてポツポツとオーナーの佐々木さんとしゃべり始める。佐々木さんが持ってきた数少ないレコードを見ていたら、何故か漫画のソノシートが。「怪獣王子」なんかあったぜ!そんなところに引っかかりながら(^.^)、この店は飲食代と別にミュージックチャージ500円を払うと、2曲ステージで弾き語りができる、と。唄わない人はもちろん飲食代のみ。「オーナーさん、唄って下さいよ」というと「ヘタですけど」といいながら拓郎の「落陽」をワンコーラス。なんというか素朴な味わい、好きですよ〜(^_^)。

ここは、演奏のウマイヘタ関係なく、楽しさ重視の憩いの場でありたいと、そーゆー店の方針だということで、安心して私も2曲唄わせて貰いました。観客はもちろん佐々木さんと(女性店員の)菊池さん2人。

セットリスト(^_^;)
・はーばーらいと(水谷豊)
・C調言葉にご用心(サザンオールスターズ

ステージ上には、モーリスのギターとギブソンのJ-45が。ギブソンは、店を開くにあたり、シンボルのようなモノが欲しいと新しく買ったモノだそうだ。でも、いいものなので、できればあんまりお客にひいて欲しくないなんぞと言っていた。まー本心そーだろうけどね(^_^;)。私はもちろんギブソンを弾いた。だって、弾いてってくださいよ、と言われたからね。

生ビール1杯と芋焼酎の水割り2杯&枝豆+お通しのもずくとサービスの浅漬けをいただき、1時間半ほどでお店を出ました。「いいとこ見つけちゃったな。また来ます」といって。

そーそー、「俺も家にあるレコード、ここに持ってきちゃおうかな」というと、「お願いしますよー。なんならマイギター置いておいても、いいですよ」だって。「そしたら家で弾けなくなっちゃうじゃないですか」というと「ああ、そうか」だってさ。面白いオジサンだ。そして人の好さそうな、優しげな人でした(^_^) 。

会社からの帰り道だし、駅からも近いんで、時間があるときに、ときどき寄らせてもらおっと。で、ボロリとギブソン鳴らして唄おう。自分にとって、ちょっと面白い、新しい居所になればいいなー。

と、本日はコレまで。長くなった。失敬!