仕事が定時で終わったりしたもんで、会社のある飯田橋から池袋の中央図書館まで歩く。
何度か歩いたことはある。ちんたら歩いて1時間くらいか。
しかし、護国寺から道を間違えて、気付くと雑司ヶ谷にでていた。都電を眺めつつ、にょっきり見えるサンシャイン60方面をめざして歩く。
このあたりは、なんだか「昭和」が残っているようで、「店の入り口からすぐ奧の居間が覗けるタバコ屋」とか「上がり口に腰掛けてお店の人と話ができそうな和菓子屋」とか「古い貸し本屋（古本屋でなくて）の臭いがしそうな酒屋（？？）」とかが、いい塩梅にくたびれていて、夕闇にポッっと浮かんだ感じがなんとも「そそる」のであった。
