その作品と出会う“タイミング”によって、自分の受ける印象、受け取り方も変わるだろう。
映画にしろ、絵にしろ音楽にしろ。
なんなら匂いにしろ、景色にしろ、その町の空気にしろ、夜にしろ、だ。
まあ、当たり前のことだけど。
『君の名は』。
TV放送を録画したものを、今日の午後、子どもと見た。
見る前から苦手だった独特の背景美術に、初めは気が向いていたが、予備知識がほぼ無かったのが幸いしてか、間も無く映画の中に入っていった。
話の展開も面白いし、作画も素晴らしいし、女の子も可愛い。話題になったのも納得がいく。
一昨年、劇場で見ようか迷った挙句、結局観ずじまいだったが、これは観といたほうがよかったかな？と思った。
が。
今初めて観て、映画に誘発される、今の自分の気持ちが、記憶が、景色が興味深い。
今、観たからこそ、なんだろうなーと思う。きっと一昨年だったらこうじゃなかった。
ま、当たり前のことだけど。
それに、つい先日ガラケーからスマホに持ち替えたばかりなので、その前だったら伝わらないニュアンスもきっとあっただろうし（笑）。
これはなかなか、よい作品だな。CGの使い方、使い場所も、いい。
カメラのアングル、移動とか（前半はそんなのばかり感心してた）。
アニメおたく？のオレが観ても、いい仕事してますねー、だ。
少し前に見た深夜の某アニメはどうしようもなくて、3分ほどで消した。設定やら話云々の前に、まず絵の説得力がダメ過ぎた。あくまで個人の見解ですが。（上からだなーw）
観てない人のために、色々と詳しくは書かないでおこう。文章力もないし。
いや、実はある事情で、ラストまではまだ観ていない。
ので、どうかネタバラシはまだしないでおくんなさいまし♪
