むきだしの 思いに触れて 胸ぐらを つかまれた気持ち
荒れはてた 渇く心を 満たす涙もない
まるで 丑三つ時のような
暗い真昼の街を
長い旅から帰ったように やっと たどり着いた部屋
汚れたシャツを脱いで 風呂に湯をためたら
まだ傷にしみるけど 首までつかろう Fu Fu Fu〜♪
とめどなく よぎる思いは とてもじゃないが 誰にも言えず
口ごもる マスクに積もる 熱い雪を吸う
答えはきっと ひとつっきりだろう
でもわかるのは ずっと
さよならの手を振り疲れて やっと 笑えたあとだろう
今はただ 目を閉じて 湯船に身を委ね
泡の向こうに揺れた キミを思い出し Mu Mu Mu〜♪
途切れがちに 歌う ラジオが
ふいに 夜空を指して
頭の上には いつしか ほら 北斗七星が
よみがえる夜の中 ぬくもりを探して
痛みを分け合えたら たどりつけるのさ
汚れたシャツを脱いで 風呂に湯をためたら
まだ傷にしみるけど 首までつかろう Fu Fu Fu〜♪
今はただ 目を閉じて 湯船に身を委ね
泡の向こうに揺れた キミを思い出し Mu Mu Mu〜♪
(11.03.31)