今はもう秋、誰もいない客席…。なんてことになったらどーしよー!
そんな心配は取り越し苦労ってなわけで、開演前、大勢のお客様で賑わう会場を出て、ひとり月を眺める夜風…。
会場に戻ると、トップバッターの葉桜さんはすでにステージでスタンバってる。
あれれ? もう7時!? 慌ててマイクを握り、つたない司会をば(^^;)。
「宵ノ窟音 第五夜」のはじまりはじまり♪
葉桜さんは12年前「青梅青空音楽LIVE」という屋外イベントで出会い、当時はブルースハープを吹きながらウクレレを弾き自作のパーカッションセットを足で踏みならすという、ただならぬパフォーマンスに魅了されたのでした(ヤカンも吹いてたw)。歳も近いのでなんだか意気投合。そのあと2度ほど青梅でご一緒、国分寺のGieeでブルースセッションも見させてもらったのが11年前。
そして今年、ブログにコメントをもらったのをきっかけに今回のライブをオファー、快く引き受けていただきました♪
で、11年振りのステージはというと、得意のハープは控えめに、ギターと「歌」で挑むという、いろいろ削ぎ落としたって印象。
もちろん、ただの歌ではない(^^)。
◆セットリスト
・bye bye bird(Sonny Boy Williamson II)
・糸巻の歌(童謡)
・夢は夜ひらく(藤圭子)
・夏のおじさん(夏のお嬢さん(榊原郁恵)の替え歌?)
・舟唄(八代亜紀)
・与作(北島三郎)
1曲目はブルースハープ吹き語りで、さすがの腕前は以前のまま。2曲目以降、見たことのない葉桜ワールドが展開する!。
カバーも原型は歌詞だけで、曲はブルース。5弦のない(!)アコギで、カッチョいいピッキングやスライドに、浪曲ちっくな歌声が乗る。
ラストの与作はちょっとボサノバっぽくオシャレだったり、とにかくユニーク。じわじわとくるこの感じ、なんとも地に足つかせてくれない独特な空気感がクセになるのでした。またMCも「噺家かっ?」ってな感じで、いやあ唯一無二の葉桜ワールド!
手ぬぐいをかけて弦をミュートするのも初めて見ました♪
ステージでおっしゃってた打ち込み+ボーカロイドの楽曲はこちらYoutubeのチャンネルで「hazakura2」。
これまたまったく別人のようなオリジナル楽曲。また別の一面が楽しめます♪
また俳人でもある葉桜さんはこちらで楽しめます「自由律俳句「民宿葉桜」」(10年くらい更新されてないみたいですけどw)
つづいてのBINAさんは、ここマッシュレコーズのオープンマイクで初めてお会いしたときに、その歌とたたずまいに魅了され、その場で思わずライブのオファーをしてしまってました♪ そのあとも何度かオープンマイクで歌声を聴き、ライブへの期待感はより増していったのでした。
◆セットリスト
・Melody
・秋日風水
・雨の日の子守り歌
・Tennessee. Walz(カバー)
・Pink,Blue&P.P.Green
(アンコール)
・星の夜の夢
落ち着いた大人の女性がつまびく軽やかなアコギの音。歌声も、静まった会場にフウッと風が吹くように優しくて、想像をかき立てる景色は淡いけど深い感じ。
テンポのある曲も品があって、なんか耳をそばだてながら、ワインいきたくなります(出番前なんで控えてましたが^^;)。
曲調も好きなのですが、夜風的には歌詞に耳がいって、日常とファンタジーの境のない感じ(上手くいえませんが)がお気に入りなのです。
以前は男性2人とのユニットで活動していたBINAさん。ソロのステージは久しぶりとのことでしたが、これから色んな所で色んな歌を聴かせていただきたいです(^^)。
BINAさんのブログや音源(オススメ)はこちらのHPで楽しめます♪「BINA's Orchestra」
さて、ラストは夜風レコードwithえのやんですが。
長くなったんで次回へ回そう。もったいぶって(^^;)♪