保育園児の頃、好きな歌があって、「ブタが泣いた〜 ブタが泣いた〜 コブタが泣いた〜」
という歌で、面白いような、ちょっと悲しいような、保育園児の心に、深く印象付いた歌だったのです。
それから、２０ン年間、この歌を知ってる人がまわりに全然いなくて、それでも一人、心の奥底になにげに流れ続けてたわけ。
で、ついに、この歌の存在を知っている人間に出会ったのは、２７才の頃。しかも、私よりも詳しく知っていて、それが「ドレミファブック」なる、絵本とレコードがセットになったシリーズ物の中にある歌だということが分かり、しかもそのレコードをその人は持っているというのでした！ えらいっっっ！！
そういうわけで、私のなにげな記憶は確かなものとなり、今ではそのレコードは私の机の上にあるのです。
そしてそのドレミファブックの持ち主は、わたしと結婚したのでした。
まさに、ドレミファブックと、その歌「ぶたが にげた」がとりもつ縁なのだ。どお？
レコードはあったが、残念ながら絵本のほうは紛失していて、その絵本の挿し絵の「ブタの絵」は、はたして私の頭の中にかすかに残るイメージと同じかどうかは、未だに分からないのです。
ま、いつかきっと、巡りあえることを祈りながら、こんなものを書き留めてみました。ちゃんちゃん。
