今日はまたもや仕事が遅くなって、
家の方の駅に着いたのが日付変更直前。
おまけにこの日は自転車でなく歩き。
となれば、人通りの少ない道を歌を歌いながら歩きた〜い。
ので、少しばかり、遠回りの帰り道。
頭上には、まぁるくて、まぶしいくらいの月光。
ウォークマンのイヤホンからは、大瀧詠一のファースト。
これはね、みんなソラで唄えますよ。
バイパス沿いの舗道を、一人歩きながら、
それでも遠慮気味に、マスクの下から声をこぼしながら。
君の髪がゆっくりと翻ったら
ぼくは林檎のにおいでいっぱいさ
風で喉が痛いので、大きな声が出るはずもなく。
メガネが曇るので、マスクを顎にずらして。
ウララカ ウララカ ウララカ な表通りです
ここから長い下り坂&上り坂、故の遠回り、回り道。
バイパス沿いの舗道といっても、民家が建ち並ぶ道では、
到底、大声は大迷惑であって。
外は乱れ髪のような雨
ごらん きみの髪がふる
気がつけば、いつしか坂道も通り過ぎ、
いつもの家路へと合流。と、なぜか、
ここでの声の方が大きかった。安心感か?
なんのための回り道か。
思う存分、夜の匂いを嗅いで、
またマスクをつけて、灯りの中へ。。。
* * * * * * * *
※タイトルどうしようかな〜と思っていたらまさに、 「風響月歌」って感じジャン!と、無断で使用してしまいました。
タイトルに惹かれてここに来てしまった方、めんごですぅ。
(でも「風響月歌」と「夜風レコード」って、 そのコトバの想いとして、割と近いんじゃないかと 勝手に思っています。。。失礼しました。)