〜空想のビアホール〜
空想のビアホールで もう数時間
今夜も君が 訪れるのを待ってる
ジョッキの泡に 流れ星浮かべて
君の名前 こぼしてる
君はといえば きっと今頃は
屋上のステージにあがって 近未来の恋の歌
花火のようなギター鳴らして 歌ってるんだろうな
僕はまた考えすぎて 夜が更ける頃に
胸の真ん中あたり 痣をつくっちまってる
空想のビアホールで もう数時間
今夜も君が 訪れるのを まだずっと待ってる
年に何度も 天の川渡って
君を ぎゅっと抱きしめたい
君はといえば きっと今頃は
屋上のベッドに寝ころんで 近未来の恋の夢
マリアのような薄目を開けて 眠ってるんだろうな
僕はまた飲み過ぎて 夜が明けるまでに
胸の奥深くに 穴が空いちまってる
風に また何もかも飛ばしてしまった僕は
砂の中 公園で朝を迎えちまってる
夜風レコード2006
