夜風レコード〜窓を叩くノイズ

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ポールに会ったこと

会社で流れてるラジオがTOKYO FMなんだけれども、ここがポール・マッカートニーのライブの協賛してるから、ずっと、曲かけたり、ライブの告知とか、しつこいくらいにやってたのね。
で、昨日までは、会いに行く気なんて、さらさらなかったんだけど、東京公演最終日だの、「当日券がまだある」なんて聴かされたもんで、昼頃から、なんだかソワソワしちまって、仕事が終わってから東京ドームに様子を見に行ったりなんかして、そんでもってつい、41ゲートから、ドームにかけこんでしまったのです。
入ったのが7:40頃で、すでにライブは始まっていたのですが、終わったのが10:00少し前頃なので、結局2時間くらいは、見れましたね(ら抜き表現?)。

入ってすぐは、やっぱ、ポールがこ〜んな小さい(小指のツメよりも)し、ステージ上のでかいモニターのせいもあって、TV見てるような感じがしたり、2階席の傾斜が思ったより急な気がして、プチ高所恐怖症みたいな、ちょっと怖かったりなんかしたおかげで、いまいち乗れなかったんだけど、ステージが進むにつれ、やっぱグイグイと引き込まれていって、気がつけば、すっかり手拍子お父さんになってました。

前評判通り、ビートルズの曲からウイングスの曲など、古い曲が目白押しで、正直、最近の曲なんか知らないもので、やっぱ、この選曲は、ありがたかったですな。そうそう、ジェット機の音がキーンなんてした時は、興奮しちまったよ。バンドは5人だったのだが、さすが今はシンセが発達してるから(じじいみたいな物言い)、ブラスでもストリングスでも、ほんとレコードの音どおりに再現できていて、驚きでした。「エリナーリグビー」や「しーずりーびんぐほーむ」なんて、キーボードとは思えない、弦の音で、全く、レコードみたいでした。それはそれで、もちっとライブならではのアレンジなんかも聴いてみたい気もするけれども…。

ま、そんなこんなで、「ヘイジュード」で、合唱して、2度のアンコールの最後の最後は「じ・えんど」。これが始まってしまったら、「ああ、ホントにこれでおしまいだなあ」と、ちょっと寂しくなったりしたよ。

A席 ¥12.000。はっきりいって、高い値段だけども、お金はこういうことに遣わNight(ぷっっ)。ってことで、後悔はしないっす。一生モンだしね。いい体験でした。
いやー、ぜんぜん語り足りないんだけど、語れる才能もないので、このへんで。
あ、証拠の半券ね。