夜風レコード〜窓を叩くノイズ

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10/16「音楽仲間の勝手気ままなコンサート」@りとるかりん♪(長文注意)

うちのお嬢は小2からピアノを習っていて、2年に一度発表会というのに出ているが、そこのピアノの先生に“大人の発表会”ってのがありますが参加されませんか?というオファーをいただいた。いくつかの教室合同で催されるようだが、前回はピアノを習っている生徒の方だけでなくバンドの参加もあったという。ちょっと面白そうだな、と乗ってみたのであった。

ピアノ教室絡みなら、普段聴いてくれることのないお嬢やトッシーの前で歌うことになるだろうと、恥ずかしくない(?)曲を選んでみたり(^^)。しかーし、お嬢は『受験勉強!』という大義名分と当日トッシーの友人に勉強を教わることを理由に出席を断り、もちろんトッシーも欠席。おまけに誘ってくれたピアノの先生は御身内の御不幸で欠席…。
一人として知った顔のいない場所で歌うって…、大丈夫かしらん?と不安を抱えながらの参加と相成りました♪

場所は東武東上線 朝霞台駅から徒歩5分。駅からすぐなのに、とても静かな住宅街の中にある小さなコンサートホール(サロンってゆうのかな?)「りとるかりん」。

スタインウェイのピアノが置いてあるってのが、凄いらしい。リハのために早めの時間に入ると、調律中であった。

調律も終わり、自分のリハをと前へ出ると、マイクが一本。(Vo.とGt.用に2本ってお願いしといたんだけどな?)「大丈夫ですよ、これで両方拾えますから。で後ろのスピーカーから出します。私の手作りなんですよ、はっはっは」と調律してたおじさん。(この人がホールの人なのかな?)
こうゆうとこはマイクなしでもアコースティック楽器は鳴るんだろうし、郷に入っては郷に従えだ、と思い演奏してみると、
素晴らしい…。なんか、気持ちいい…。ボーカルのリバーブも伸びやかだ…。
天井の高さも関係あるんだろうな、勿論。

ストロークで歌うと、自分の声が若干聞きづらいが(モニターなんてない)、すべてを任せてリハを終えーる。

知った顔がいないながらも、そこは大人同士。さわやかに声をかけてもらって、にこやかに挨拶を交わす。軽くおしゃべりも、軽く。
開場になると出演者やその家族・お友達の皆さんでフロアはいっぱい(40〜50人くらい?)。出演は総勢23組。ピアノとエレクトーンが半々に、オカリナのグループが一組。エレクトーンを弾いた30代くらいの男性と、オカリナを吹いた(奏でた)初老の男性とオレ以外は全員女性でした(バンドなんかいないじゃん)。

いよいよ開演。司会の方がそれぞれの演奏前に、事前に書かれた今回の発表会に対するコメント(意気込み?)を読み上げる。なるほど、子どもの発表会と同じだな。そして演奏〜おじぎ〜拍手といった感じで、クラシックからポピュラーまで、生徒や先生の方々の演奏が粛々と続く。拍手の音も、いい音だ♪

途中2回の休憩中にも、毎回綿密な(?)調律に勤しむおじさん。なんか忙しげで可愛らしいおじさんでした(^^)。

ほんで、ワタクシの出番。
意気込みを読まれながら(細い目をなお細くして頑張ります!)セッティング、浮ついた足と震える指で、いつものようにヘラヘラと唄ったのだった♪

・レコードと君
・苦笑い(新曲。「初演」…と紹介された♪)

間奏中にピックがずれてちょっと音が途切れたが、後はなかなかいい感じ。MCもまあウケたし(家族は誰も来ていない等…^^;)、楽しく演奏させていただきました!そして拍手!…気持ちいい…♪

終わってしまえばもう脱力。先生方のピアノ演奏の迫力に感心しながら、ほのぼの&心地いい緊張感のコンサートはエンディングへ。
ラストはオカリナグループと先生方(おそらく)のバリ島の楽器による「まんが日本昔ばなし」。ぼうや〜よいこだ、ねんねしな〜♪

ギターを片付け、お茶とお菓子をちょっといただいて、ご挨拶ののち、そそくさと開場を後にしました(打ち上げもなさそーだったし〜)。
今回の発表会。皆さんの音楽に対する愛が、いつものアンダーグラウンドな連中(^^;)とはまた違う午後Teaのような爽やかな控えめさが、なかなか朗らかな感じで素敵でした。ご一緒した皆様、ありがとうございました!そして誘っていただいた佐藤先生にも感謝♪ 次回も呼んでもらえると嬉しいな〜。
オレも昼活動に切り替えようかな?「そよ風レコード」って名前にして。…似合わん(> <)。


日も暮れて、我が家も近づく道すがら、ちょいと小さな公園へ寄り道の、暗いベンチで一人打ち上げ…、う〜ん怪しい。やっぱ「そよ風」ってなムリがあるわな♪